◆ ダイソーで見つけた“まさかのコラボ”
先日、ダイソーに立ち寄ったときのこと。 店内を歩いていると、グロモントと東方Projectがコラボした栄養ドリンクセットが目に飛び込んできました。12本セット1,100円で、なんとブラインド仕様のアクリルスタンドが1つ付いてくるというもの。
普段なら「へぇ、面白いことやってるな」で終わるところですが、今回のラインナップには、次女が大好きなキャラが含まれていました。
そのキャラとは――フランドール・スカーレット。
◆ 次女の“推し”がラインナップに…これは挑戦するしかない
次女は東方Projectの中でもフランが特に好きで、グッズを見つけるたびにテンションが上がるタイプ。 そんな推しが入っていると知った瞬間、私の中でスイッチが入りました。
「ダメもとだけど、買ってみるか」
ブラインド商品は運次第。 当たる保証なんてどこにもないけれど、親としては“ワンチャン”に賭けたくなるものです。
◆ 開封の儀。静かな緊張と、ちょっとした祈り
家に帰って、次女と一緒に開封することにしました。
袋を開ける前のあの独特の空気。 期待と不安が入り混じった、静かな緊張感。
「誰が出るかな…」 「フラン来い…!」
次女の表情は半分祈り、半分ワクワク。 私も内心ドキドキしながら、そっとパッケージを開けました。
◆ 奇跡、起きる。まさかのフランドール・スカーレット
そして――
出てきたのは、まさかのフランドール・スカーレット。
一瞬、時が止まったような感覚。 次女は「えっ…!」と声を上げて固まり、そのあとゆっくり笑顔が広がっていきました。
ブラインド商品で推しが出るあの奇跡。 あれは本当に、何度味わっても特別です。
◆ そして次女からの500円。小さな経済圏の温かさ
さらに驚いたのは、そのあと次女が500円を差し出してきたことでした。
「半分とは言えないけど、これだけ出すよ。ありがとうね」
その言葉に、胸がじんわり温かくなりました。
- 私 → 栄養ドリンクが実質半額
- 次女 → 2,000円相当のアクスタを500円でゲット
- 二人とも → ハッピー
まるで親子で小さな投資をして、見事に成功したような気分でした。
◆ 子どもの成長を感じた、ささやかな瞬間
思えば、子どもが小さい頃は、親が一方的に与えることのほうが多かった気がします。 でも、こうして成長するにつれて、感謝の気持ちを形にして返してくれるようになる。
その変化がなんとも言えず嬉しくて、心がふわっと温かくなりました。
◆ たった1,100円の買い物が、忘れられない思い出に
今回の出来事は、ただの買い物以上の価値がありました。
推しが当たった喜びももちろんですが、それ以上に 「家族で一緒にワクワクして、結果を分かち合う時間」 そのものが宝物のように感じられたからです。
次女は今、フランドールのアクスタを大切そうに飾っています。 その姿を見るたびに、あの日の開封の瞬間を思い出して、こちらまで嬉しくなります。
またこんな“家族の小さな奇跡”が起きたら、ぜひ記録していきたいものです。






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