フォークリフト 日程

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今回、私が、取りに行かせていただいた

フォークリフトの免許は、

取得すれば、最大荷重無制限で運転できる免許です。

学科+実技講習の31Hに学科試験と実技試験があります。

ただ、比較的やさしく採点してくださるので、

落ちる方は、年間に2~3人程度なんだそうです。

※自動車の運転免許を持っている持っていないで時間が変わるようです。

 

長文注意! 最後まで読むととっても長いのでお時間ある時にでもm(__)m

 

フォークリフトの日程

私が受けたフォークリフトの講習の詳しい日程です。

※私が受けた教習所の時間割なので、教習所によっては、若干のずれがあるかもです。

1日目

学科 荷役に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識 60分
学科 荷役に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識 60分
学科 荷役に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識 60分
昼休み 45分
学科 荷役に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識 60分
学科 運転に必要な力学に関する知識 60分
学科 関係法令 60分
学科試験 60分

2日目

実技 走行の操作 90分
実技  走行の操作 90分
昼休み 45分
実技  走行の操作 90分
実技  走行の操作 90分
実技  走行の操作 60分
実技  走行の操作 60分

3日目

実技 走行の操作 90分
実技  走行の操作 90分
昼休み 45分
実技  走行の操作 90分
実技  走行の操作 90分
実技  走行の操作 60分
実技  走行の操作 60分

4日目

実技 走行の操作 90分
実技  走行の操作 90分
昼休み 45分
実技  走行の操作 90分
実技  荷役の操作 90分
実技  荷役の操作 60分
実技  荷役の操作 60分
実技試験 60分
修了式 15分

フォークリフト資格取得の感想

フォークリフトの資格取得に関しては、かなり難易度は、低く受ければ、たいていの方は、合格できると思いました。

ただし、ちゃんと4日間講師の先生のお話を聞いて過ごすことが重要です。

1日目の学科

学科は、全261ページの講習テキストから、マークシート形式で、4択問題が出題されます。

各ジャンルごとに最低点が設定されていて、さらに全体で何点という感じで、

合格ラインが定めらています。

各ジャンルごとに、6~8問程度で、ジャンルは、4ジャンルあります。

私は、自動車の運転免許持っていたので1ジャンル免除されて、

3ジャンルでした。

問題数が少ないので、あまりたくさん間違えると痛いところです。

 

ここで、ポイントとしては、

講習は、絶対に寝ないで、講師の先生の話に耳を傾ける事

実は、講義をしながら試験に出そうなところを説明してくれます。

さらに、試験問題で使いそうな言い回しで解説してくれます。

これは、大変ありがたかったです。

ちょっと言い回しが変わるとわからなくなってしまう事ってありますよね(>_<)

 

こう言ったところは、講習を受けてからの試験ってありがたいですよね。

 

2日目の実技

実技の初日です。

だいたい、1班6人から10人ぐらいで行われるそうです。

その時の受講者の人数によって1班の人数は変わります。

私の時は、7人と6人の2班に分かれて講習がスタートしました。

 

実技初日乗っていたのは、ごく一般的にフォークリフトといえばこれって思い浮かべられるバッテリー式のカウンターバランスフォークリフトでした。

自動車言うならオートマの電気自動車みたいなものですかね。

前進後進ニュートラルの切り替えは、手元のスイッチで、アクセル踏めば進みます。

 

フォークリフトの乗り方、降り方、操作レバーの説明などから始まります。

最初は、みんなわかっていないので、間違っても失敗しても大丈夫です。

講師の先生が優しく教えてくれます。

私の班には、大学卒業したての新卒の女子や高校出たての運転免許無しの男子などもおりました。別の班には、定年過ぎのおじいちゃんもいらっしゃいました。

そして、私も、40過ぎのおっさんです。

みんな、フォークリフトに関しては、乗ったことも無いような方たちでした。

私の場合、バリバリの20代の男子の中でプレッシャーを感じながらだと、プレッシャーで普段実力の半分も出なくなってしまうんですよね(>_<)

結構ジャンルに富んだ方たちの中で講習できたことは、意外とリラックスしながらできたかな。

まずは、直線に進んで、バックで戻って来て停車

1人1回~2回やると次の人へ交代って感じでやっていくので、

1時間で1回ぐらい乗れればいい方かな。

 

直線が終わるとコーンをまわって来て、バックで停車など、

あと、8の字やコーンをたくさん置いてスラロームみたいなことも。

やっていくうちに、とりあえず、みんな走行させることは出来るようになります。

講師の先生が良かったのかな(^^♪

 

3日目の実技

最近は、倉庫などでは、初日に乗ったカウンターバランスフォークリフトよりも小回りの利くリーチフォークリフトという立ったまま操作するフォークリフトがあるそうで、2時間ほどのの運転をすることになりました。

これは、昨日までのフォークリフトと勝手が違うためみんなかなり苦戦していました。

一番の違いは、立ったまま半身になって運転します。そして、ブレーキが離すとロック。

一般的にブレーキといえば、踏むと利く感覚があるので、慣れるのに本当に苦労しました。

さらに、小回りが利きすぎてクルクル回ってしまう人続出でした。

まあ、試験には、使わないとのことで体験してもらうのが目的だったようです。

 

そして、残りの時間は、本格的に、コースを設定しての走行です。

最初は、ちょっと広めに壁を設置してそこに触れないように走行しました。

慣れてくると、壁を本番と同じ幅にして、さらに道幅片側10cmしかスキマが無い棒状の荷物をフォークリフトに括り付けての走行でした。

これをすることにより、道の真ん中を走行するための感覚を身に着けてもらうのが目的の様です。

講師の先生は、色々なポイントを目で確認できるヵ所を示して説明してくれました。

まずは、

  • フォーク(ツメ)を上げる時は、マストの上の方にあるボルトまで上げると空で走行する時の地上からツメを上げた正しい位置になる。
  • 前進時にバックレストがコーナーまで来たらハンドルを切るとぶつからずに曲がれる。
  • 更新時には、バッテリーボックスの角がコーナーまで来たらハンドルを切るとぶつからずに曲がれる。
  • 荷物を持っている時は、マストの上の警告ラベルの部分にボルトを持ってくると地上からの高さが正し位置になる。
  • 荷物を持った時に停止する位置は、横の壁の端にバッテリーボックスの角を合わせると荷役操作するのにちょうどいい位置になる。

などなど、何回も同じ口調でおこらず教えてくれましたね。

こういう教官に当たったんでラッキーだったんですかね(^^♪

 

最後に、実際にパレットを運んでコースを回る練習をして終わりました。

 

4日目の実技と試験

4日目ともなると、みんな上達していて、大卒の女子も高卒の男子も定年過ぎのおじいちゃんも普通に走行できるようになってきていました。

逆に、みんなできるようになってきてしまって、プレッシャーを感じしてしまいました(^^;)

最終日なので、荷役の操作が入ってきます。

ザックリですが、操作の手順を文字で書きます。

  • 安全チェック(右良し、前良し)
  • 左手を取っ手、右手をシートの取っ手、左足から乗り込みます
  • シートメルトを閉める
  • シートの位置を調整
  • キーを入れてスイッチオン
  • リフト操作レバーでフォーク(ツメ)を上昇
  • チルト操作レバーでフォーク(ツメ)を後傾(いっぱいまで)
  • ブレーキ踏んで駐車ブレーキ解除
  • スイッチを前進
  • 安全確認(後良し、右良し、左良し、前良し)
  • アクセル踏んで前進
  • コーナーでハンドル切って90°曲がる
  • 荷物手前で停止(ブレーキ踏む)
  • 駐車ブレーキ利かせて
  • スイッチをニュートラル
  • チルト操作レバーでフォーク(ツメ)を平行に
  • リフト操作レバーでフォーク(ツメ)を差込む高さまで上げる
  • 安全確認(前良し)
  • 駐車ブレーキを解除
  • スイッチを前進
  • アクセルを踏んでフォーク(ツメ)を差込む
  • 2段取りなので、バックレストを台の端面まで
  • ブレーキ踏んで
  • 駐車ブレーキを利かせて
  • スイッチをニュートラル
  • リフト操作レバーでフォーク(ツメ)を上昇
  • 荷物が台から切り離されるまで上昇
  • 荷物が台と平行になる様にチルト操作レバーで調整
  • 荷物が台から10cm程度の高さになる様にリフト操作レバーで調整
  • 安全確認(後良し)
  • 駐車ブレーキを解除
  • スイッチを後進
  • アクセルを踏んで10cm程度台からはみ出す位置まで後進
  • ブレーキ踏んで
  • 駐車ブレーキを利かせて
  • スイッチをニュートラル
  • リフト操作レバーで荷物を台に置く
  • 安全確認(前良し)
  • 駐車ブレーキを解除
  • スイッチを前進
  • アクセル踏んで、荷物にフォーク(ツメ)がしっかり当たるまで
  • ブレーキ踏んで
  • 駐車ブレーキを利かせて
  • スイッチをニュートラル
  • リフト操作レバーでフォーク(ツメ)を上昇
  • 荷物が台から10cm程度の高さになる様にリフト操作レバーで調整
  • 安全確認(後良し)
  • 駐車ブレーキを解除
  • スイッチを後進
  • アクセル踏んで荷物を下げられるところまで後進
  • ブレーキ踏んで
  • 駐車ブレーキを利かせて
  • スイッチをニュートラル
  • リフト操作レバーで荷物を下降
  • 荷物が搬送してよい高さになる様にリフト操作レバーで調整
  • チルト操作レバーで荷物を後傾にする
  • 安全確認(後良し)
  • 駐車ブレーキを解除
  • スイッチを後進
  • アクセル踏んで後進
  • コーナーまで来たら90°曲がる
  • スタート地点まで戻ったらブレーキ踏んで
  • 一時停止
  • 安全確認(前良し)
  • スイッチを前進
  • アクセル踏んでクランクまで
  • ハンドル操作でクランクを抜けて
  • コーナーまで来たら90°曲がる
  • 荷物を置く台の10cm程度手前で停止
  • ブレーキ踏んで
  • 駐車ブレーキを利かせて
  • スイッチをニュートラル
  • チルト操作レバーで荷物を平行にする
  • リフト操作レバーで荷物を上昇
  • 台の10cm程度上まで上げる
  • 安全確認(前良し)
  • 駐車ブレーキを解除して
  • スイッチを前進
  • アクセル踏んで前進
  • 荷物の手前が10cm程度はみ出すぐらいの位置で停止
  • ブレーキ踏んで
  • 駐車ブレーキを利かせて
  • スイッチをニュートラル
  • チルト操作レバーで台と荷物が平行になる様に調整
  • リフト操作レバーで台に荷物を仮置き
  • 安全確認(後良し)
  • 駐車ブレーキを解除して
  • スイッチを後進
  • アクセル踏んで後進
  • 10cm程度下がったら停止
  • ブレーキ踏んで
  • 駐車ブレーキを利かせて
  • スイッチをニュートラル
  • リフト操作レバーで荷物を上昇(台より10cm程度上)
  • 安全確認(前良し)
  • 駐車ブレーキを解除して
  • スイッチを前進
  • アクセル踏んで前進
  • 荷物が台の指定された枠内に入る様に調整
  • ブレーキ踏んで
  • 駐車ブレーキを利かせて
  • スイッチをニュートラル
  • リフト操作レバーで荷物を台の上に置く
  • 安全確認(後良し)
  • 駐車ブレーキを解除して
  • スイッチを後進
  • アクセル踏んで後進
  • フォーク(ツメ)が台から10cm程度離れたところで停止
  • ブレーキ踏んで
  • 駐車ブレーキを利かせて
  • スイッチをニュートラル
  • リフト操作レバーでフォーク(ツメ)を下降させる
  • チルト操作レバーで後傾
  • 安全確認(後良し)
  • 駐車ブレーキを解除して
  • スイッチを後進
  • アクセル踏んで後進
  • コーナーまで来たらハンドル操作で90°曲がる
  • ゴール地点まで後進
  • フォーク(ツメ)の先端が指定された枠内に収まるとことで停止
  • ブレーキ踏んで
  • 駐車ブレーキを利かせて
  • スイッチをニュートラル
  • チルト操作レバーで前傾
  • リフト操作レバーでフォーク(ツメ)を下降させる
  • 地面に着いたらOFF
  • キーを抜く
  • シートベルトを外す
  • 安全確認(前良し、後良し)
  • 取っ手を2ヵ所持って後ろ向きで降りる

 

この工程をひたすら時間まで繰り返しました。

だいたい1時間に1回ぐらいの感じなので、

待っている間に、目を閉じてイメージトレーニングです。

しっかり、イメージで着ていると、操作がスムーズになります。

試験には、制限時間がありそれを過ぎると減点されていきます。

 

キーを挿してONにしてからキーをOFFにするまでの時間を7分以内

採点は、とっても細かくなっていて、-5点-3点-2点のものがありますが、

口頭での説明だったため覚えきれませんでした。

 

練習していくうちにどんなにできない方でも、

走行できるようになっていきましたね。

制限時間をオーバーしてもしっかり操作をしていれば、

減点のみで済むみたいです。

100点満点中70点で合格で、意外と30点もマイナスになる人は

いないみたいです。

 

ちなみに私は、6分20秒ぐらいで、

操作ミスをしてしまったので-3点で97点でした。

もちろん合格です。

後は、会社に報告して、

会社での社内試験を受ければ社内でフォークリフトを運転できるようになります(^^♪

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