例年ですと、ゴールデンウィークは、
家族で出かけたり、親戚が着たり、
あと、仕事で休出したりと忙しくて、
何もできないんですが、
今年は、ステイホームという事で、
レザークラフトする時間が有り余っているので、
前々から欲しかったんですが、
なかなか売っていなかった革カードケースを
製作することにしました。
長財布のカードケースだけを切り出したような
感じです。
裏面は、厚めの革を使いました。
手前に、ポイントカード6枚収納できて、
厚い革と手前の革との間がポケットになっていて、
レシートや大きめのクーポンやポイントカードが
入るようにしました。
ザックリですが作り方を、
備忘録として残します。
革カードケース 作り方
型紙から革の切り出し
今回は、レザクラ。さんが公開してくださっていた、
長財布の型紙を参考にさせていただきながら、
カード入れの部分だけを使いました。
切り出したのが、こちら
薄い革は、この4枚
厚い革は、一番大きな革だけ1枚
大きな革は、ポーチに入る高さなどを、
考えながら決めました。
実際に重ねてみるとこんな感じです。
追記
実際に入るカードを合わせてみたら、この状態だと、一番上に入るカードが、上にはみ出してしまう事が判明。カード入れの耳の部分を12mmから8mmに変更しました。
革の下処理
革の裏面やヘリをトコノールでしっかり磨きます。
外周は、後からでも磨くことが出来るので、
縫ってしまうと磨けないようなところを重点的に磨きました。
縫い目の目印
カード入れを縫います。
目安になる様に革に印を入れます。
重ねてみます。
意外といい加減だったんで、
ラインがズレていますね(゚Д゚;)
でも、売るわけでもくれるわけでもなく
自分ようなので細かいことは気にしません(^^♪
※この時に、カードを合わせてみて、本当に収まるか確認すると安心です。
カード入れを縫う
カード入れを縫うんですが、
軽く仮止めします。
仮止めは、細く切った両面テープを使うと
貼り直しが出来て簡単です。
全部を借り止めしてOKだったら、
一番内側に来るカード入れ以外を外して、
縫いたいところに菱目のポンチで穴をあけて
縫い始めます。
カードを入れたときに下に落ちなければいいので、
真ん中や両サイドを1cmぐらい省きました。
※縫い終わりがほつれない様に2・3回ほど重ね縫いするので、
1段目は、右から縫ったら、2段目は、左から縫いました。
これは、2重に縫ったところが若干膨らむので、
片側だけ膨らむよりか、段がズレても両側膨らんでいた方が、
バランスが良いかなと考えて縫いました。
最後に、真ん中を縫います
カードが左右に動かなければいいので、
ある程度仕切れる部分に菱目ポンチで
穴をあけて縦に縫いました。
厚い革と縫い合わせ
最後は、厚い革と縫い合わせます。
ダイソーで買った手芸ボンド使って縁だけ、
糊付けします。
かなり細く出てくれるので、
このまま、厚い革と縫ったカードケースを
貼り合わせちゃいます。
ある程度乾いたら、縁を菱目ポンチで穴を
開けて、手縫いします。
縁の仕上げ
縫った後、外側に来る部分は、
ダイソーの手芸ボンドでしっかり
糊付けします。
固まったら、重ね合わせて
膨らんだ部分を紙やすりで削ります。
※2枚の革を貼り合わせてはみ出した部分を、カッターとかで落とそうとしたら、余分に切れてしまったり、汚くなったりしてしまい修正が大変でした。
慣れていないなら、ひたすら紙やすりで削った方が無難です。
ある程度、仕上がったら、
トコノールなどで、縁を磨きます。
重ね合わせた革が分離している様なら、
その部分に手芸ボンド流し込んで、
ローラーで圧着して、
再度、紙やすりで削って、
トコノールで縁を磨きます。
意外と縁が仕上がっていると、
それっぽく見えるようになります。
完成品は、こちらです。
カード入れるとこんな感じです。
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